米ドル/円を占う不気味な米国10年債利回り

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2010年7月31日(土)/米ドル/円の為替相場の予想・見通し

年初から、圧倒的な下落トレンドを続けてきたユーロ。最近はやや戻りつつありますが、これまでの動きをみる限り、2009年12月にユーロが直近の高値をつけたと判断して、まず問題ないでしょう。それを考慮して、過去のユーロドル相場と米ドル相場のサイクル的な動きから予測すると、2009年12月から約1年あまり…つまり今年の年末から2011年の年初ぐらいまでは、円の独歩高という状況になりそうです。(米ドルはこれまで、ユーロドルが高値をつけてから、なぜか約1年余り円高にふれることが多い傾向にあります。)

さて、のっけから、円の独歩高予想となってしまいましたが、今日はさらにもう一つ、米ドル/円相場とサイクル的な動きをすることが多い、米国10年債利回りを紹介したいと思います。

まずは、チャートをご覧ください。



上のチャートはドル/円と米国10年債利回りのチャートですが、過去10年の動きをみる限り、米国10年債利回りが低くなり、ボトムをつけると、そこから約数ヶ月先に今度は、米ドル/円がボトムをつけにいくという動きが見られます。おもしろいのは、米国10年債利回りがボトムを打ち、一旦戻したときが絶好の売り場になっているということです。

目下、2008年の12月に底入れした米国10年債利回りは、再度、大きなボトムをつけにいくような動きを見せています。現在の目標は2009年3月につけたボトムでしょうか。

まだ7月末現在で米国10年債利回りがボトムを打ったかどうかは明らかではありませんが、今回の米国10年債利回りは過去の動きの中でも、それなりの大きさの下落で、その動きから想像される次の米ドル/円の動きは、米国10年債利回りがボトムをつけたその数ヶ月先に再度ボトムをつけにいくというものです。

短期ストキャスやMACDでは、そろそろ米国10年債利回りが底打ちし、一旦上昇してもおかしくない雰囲気が出てきています。そして、もし今後のリバウンドがこれまでの動きを踏襲するのであれば、ポジションを作っていく絶好のチャンスということになります。

折しも、あのマークファーバーが「ローゼンバーグ氏と、米10年国債2%割れで賭け」なんて記事も出ています。

なお、仮に米国10年債利回りが2008年12月を割り込むようだと、当然それは株価、商品価格の大幅な下落も巻き込む可能性も高いです。ここから1年はボラティリティが上がり、再びマーケットにとって試練のときかもしれません・・・。

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