円安ドル高のラリーは続くか?

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2009年3月7日(土)/米ドル/円の予想・見通し

今週の為替相場はECBの利下げやアメリカの雇用統計などの重要イベントもあり、ボラティリティのある相場展開となり、短期トレーダーにとっては先週に引き続き、とても刺激的な相場でした。なかでも米ドルとスイスフランは週を通じて円に対して終始強く推移し、スイスフランも米ドルも先週の高値を今週、上抜いてきています。

さて、この円安ドル高はどこまで続くのでしょうか?一つの目処として、早速、円安が102円程度まで続くのではないか…という見方が出ています。(参照元)

また今週最も気になった記事の一つに「英スコティッシュ・ウィドウズ、円資産保有を削減」の記事がありました。日本経済の惨状が明るみに出るにつれて(政局不安も大いに関係があると思いますが・・・)、円が逃避先通貨として選好されてきた「反動」がいよいよ出てきているように感じます。日本株だけでなく、日本円のロングポジションの調整がそれなりの規模で始まっているのでしょう。(参照元)

その他、アメリカの巨額の財政赤字や貿易赤字が抱える潜在的なリスクよりも、基軸通貨としての「強み」が現在のドル高を生んでおり、株式マーケットが下げてドル高が起こる現象は何も不思議ではないという見方も出ています。(参照元)

一方で現在アメリカで広がっている金融危機第2幕は、ますます裾野が広がっており、全米の銀行が積み立てている「預金保険公社の基金」がこのままでは近いうちに基金不足に陥る可能性があるとして、保険料の値上げに踏み切るとの考えを示した米国預金保険公社に対して、約5000行もの全米の銀行が抗議しているとのニュースも出ており、米国経済はソロスの言うように、楽観的なシナリオでも恐慌は避けられなさそうな雰囲気となっており、そうした状況下でもドル高をこの先も維持できるかどうかは不透明感が強いと言わざるを得ません。(参照元)

米ドル/円と米ドル/スイスフランの過去3ヶ月のチャート



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