2009年2月28日(土)/スイスフラン、ドル、ユーロ、オーストラリアドルの予想・見通し
クロス円がいっせいに円安へ振れ、ドルが「逃避通貨」として買われた2月の最終週は、ボラも大きくトレーダーにとっては、非常に興味深い1週間となりました。さて、円についてはキャリートレードのアンワインドが一巡したとの声(つまり円安になった)やフラン、ユーロ、ポンドについてもヨーロッパ全体に渡って、東欧諸国の問題や金融・経済危機の深刻化が鮮明になってきており、ドルが消去法的に買われたのではないかとのこと。(参照元)
クロス円の直近の日足チャートは、ドルもユーロもスイスフランもオーストラリアドルもかなり力強い動きとなっており、2007年~2008年以降続いていた円高トレンドがどこまで巻き戻るのかといった雰囲気になってきました。個人的には今回の円売りは「鉱工業生産指数とGDPの急激な悪化」が「円への失望」を誘い、円のロングポジションを反転させた「戻し」が中心だったと見ています。というわけで次の目処は、その「戻り」がどのあたりで終わりそうなのかというところでしょうか・・・。
今日は、そんなこれからの各通貨の予想・見通しにヒントを与えてくれるかもしれないチャートを紹介します。ご存知のように各通貨は、金利、貿易収支、国家財政、購買力平価、通貨の流通量などのファンダメンタルズからチャートや統計データなどテクニカルな理由まで実に様々な要素から日々動いていますが、今日のチャートはOECDの購買力指数、ビッグマック指数、ブルームバーグ購買力平価から見た割安な通貨と割高な通貨です。
このチャートによると、スイスフランとユーロは割高、オーストラリアドルとNZドルは割安、日本はビックマックでみると割安、OECD購買力指数によると割高という微妙な結果に・・・。(参照元)