2009年2月18日(水)/スイスフランの予想・見通し
「危機迫る東欧ショック」のニュースが世界中を駆け巡っていますが、深刻化する東欧諸国の経済危機の波及先としてスイスがかなり「ヤバイ」というニュースが流れています。スイスの有名アナリストによる警告として現地の報道記事(参照元)の他、英訳によるインタビューの抜粋記事が「Credit Writedowns」に掲載されています。(参照元)
詳しくは参照先をご覧頂ければと思いますが、エコノミストのインタビューの要点は次の通り。
○スイスの銀行は問題の東欧諸国へ住宅ローンを含めてかなりローンを貸しつけていること(ハンガリー、ポーランド、クロアチアなどの住宅ローン残高の約60%にも上る可能性もあるとのこと!)
○低金利通貨として「フランキャリー」がかなり大規模に行われていたこと
○景気後退の影響、さらに為替の変動を受けて、大部分が焦げ付きはじめていること
○その結果、スイスの銀行のバランスシートがかなり痛んでいる可能性があること
○最悪の結末は、スイスがアイスランドの二の舞となり、スイスフラン暴落
昨年、事実上の財政破綻を迎えたアイスランドでも低金利の円建て住宅ローンが人気だったことが話題になりましたが、東欧諸国では住宅ローンの一つとして、フラン建て住宅ローンが人気だったみたいですね。しかもスイスの銀行がリスクをとって貸し付けていたとなると、これはかなり危険な香りがします・・・。
下はドル/スイスフランと円/スイスフランの直近1年チャート