ヨーロッパ新興国はクラッシュを回避できるか・・・

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2009年5月17日(日)/ユーロ/ポンド/円/の予想・見通し

マークファーバーが指摘するように為替も相変わらず高ボラティリティが続いていて、短期トレーダーにとっては、とても刺激的なマーケットになっているのではないでしょうか。GWを前後にクロス円は、再び大きな動きが出てきています。個人的にはここ1ヶ月、株と為替のマーケットでポジションを回転させつつ、ようやく今週に一息つくことができました^^ 

さて、ストレステストやGM,クライスラー問題、EUのGDP成長率の大幅減速、豚インフルエンザなど様々なニュースがありましたが、当サイトではあまり話題になっていないヨーロッパ新興国の話題を。まずは下のグラフをご覧ください。



上はIMFの「世界経済見通し 2009 年 4 月/要旨」からの引用ですが、西欧諸国のヨーロッパ新興国への貸し出し規模には目を見張るものがあります。(おそらく、ほとんどがEUの先進国なのではないでしょうか・・・。)

さらにいつもチェックしているCredit Writedownsの「A bearish view on Eastern Europe」のブログ記事でも、ヨーロッパ新興国の事態の深刻さについてかなりディープに言及していまして、記事を拝見する限り、重大な懸念を抱かずにはいれません。ブログ記事中にあるリンク先も、示唆に富んでいます。

仮にヨーロッパ新興国という「不良債権」が、90年代の日本のように、西欧先進国の金融システムに長期間に渡ってダメージを与え続けるとすると、EUにとっては先行きがあまりにも暗いと言わざるを得ません。また、ハンガリーの政府高官が言うように、ヨーロッパの新興国が早く立ち直ったとしても、IMFの指摘するように、短期間でそれらの国に対して以前のように「投資」が行われるようになるのは、かなり難しいことが予想されます。

アメリカのストレステストには賛否両論ありますが、EUにおける金融問題については全く不透明感が拭えておらず、ユーロ、ポンド、スイスフランからは当分、目が離せそうにありません。

下はユーロ/円とポンド/円の過去1年のチャート



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