再び「円高/ドル安の秋」なるか、岡崎 良介氏も言及

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2009年8月31日(月)/米ドル/円/の予想・見通し

ポンドが急落したり、豪ドルに早期利上げ観測が出たりなど、目まぐるしい展開が続く為替相場ですが、肝心の米ドルは相変わらず、ずるずると安値を探っています。

米ドルが主要通貨に対して、売られるのには、様々な理由があると思いますが、影響を与えている要因の一つに金利水準 があります。実は先日の8/27(木)のウォールストリートジャーナルでは過去16年で、はじめて短期金利で円より米ドルが安くなったとの記事がありました。(参照元)

下は文中からのチャートの引用です。



一目瞭然ですが、昨年からの米国の超金融緩和の影響が各種マーケットの緊張の緩みとともに明らかになってきています。長らくキャリー・トレード用の資金源として使われてきた日本円よりも短期金利が安いという状況の今の米ドルですから、円に対してもずるずると売られるのも頷ける気がします。

そして、安くなっているのは、銀行間の取引レートだけでなく、一般の人向けの外貨預金の金利までも日米逆転が起こっています。これについては、8/29(土)放送のマーケットウィナーズの中で、岡崎良介さんが言及されていました。

下は2009年8月28日(金)時点のシティバンクと三井住友銀行の外貨預金レートです。円の預金金利が出ていませんが、米ドルを上回っています。米ドルは、まさに歴史的な低金利と言って間違いないでしょう。





米ドル/円は今年に入って87円、91円、そして先週末に一時93.19円に迫るなど安値模索が続いています。今年は昨年のリバウンド相場で100円を超えるような水準で推移するのでは・・・と個人的に中期の仮説をたてていましたが、16年ぶりに日米金利が逆転した米ドル/円は、もはや1995年の80円をいつトライしてもおかしくないような材料が出始めていると、認識を改める必要がありそうです。

岡崎 良介氏も言及しているように、再び「円高の秋」が訪れるとしたら、ひょっとすると2010年の春頃までに米ドル/円=80円水準近くまであるのかもしれません・・・。

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