長期的には米ドルは売り、ボラティリティは高くーマークファーバー

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2009年4月10日(金)/米ドル/円/マークファーバー(インタビュアー/ピーターシフ)の予想・見通し

先週、今週ともに高ボラティリティの中、クロス円の円安、金の下落、プラチナの上昇、バルチック海運指数21日連続の下落、グローバルな株式の反騰と先月中旬まで続いていたトレンドとは逆のトレンドが引き続き起こっています。為替相場はもちろん、どのマーケットでトレードをしていても、刺激的なトレード期間であったのは間違いないでしょう。

さて、今回の反転したトレンドがどこまで続くのか、あるいは"本物か"という興味は尽きないところですが、今日はDr.Doom(預言者)の第一人者マーク・ファーバーに対して、(何かと話題の)ピーター・シフが「The Inflationary Depression」と題してインタビューを行った記事について少し触れてみたいと思います。

原文はこちらから(英文)
http://www.marketoracle.co.uk/Article9825.html

中から興味深い点をいくつかピックアップしてみます。

○米ドルは長期的には下落(短期的には米ドルの上昇を予想)
○現在の債券バブルは、グリーンスパンとバーナンキが醸成してきた数々のバブルの最後のバブル
○ボラティリテイは高いだろう
○アメリカの実体経済の底入れは今から最短で2年、最悪の場合は10年かかるだろう
○アセットアロケーションの半分はキャッシュ

ほとんどのポイントは以前から指摘されているものですが、今回の記事で目を引いたのは「高ボラテリティについて」です。家計、企業セクターの資金需要が慎重になる一方、愚かな政府が、マーケットをじゃぶじゃぶにするので、ボラティリテイは常軌を逸するほど高くなって、政府の手によってマーケットは完全に歪められてしまっているとのこと・・・。(バーナンキやガイトナーは事態を悪化させるばかりだ!とも語っています。)

デフレ時代の今、短中期トレーダーにとっては「高ボラティリティ(マークファバーいわく「We live now in an environment of very, very high volatility」)」は歓迎すべき材料ではないでしょうか。為替のみならず、株式マーケットのここ1年~数ヶ月は、過去20~30年のそれと比較して非常にボラテリティが 高まっていて、リスク管理とレバレッジを使いこなし、短期にしろ長期にしろトレンドに首尾よく対処することができた場合は、かなりのリターンを手にするチャンスがあるはずだからです。今後もこの刺激的な高ボラティリティを期待したいものですね。

下は米ドル/ユーロとポンド/円の過去1年のチャート



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