為替の予想は専門家であっても、至難であると言われます。
短期的にも長期的にも、諸条件こそ違いますが難しいことに変わ りありません。
なお、外国為替証拠金取引/FXでも株式投資でも長期のキャピタルゲ インを目指すのが善という意見がありますが、必ずしも長期だか ら善ではなく、定期的にリスクと自分に課した売買ルールを確認 しなければ、期待するほどの収益は覚束ないでしょう。
また、長期投資の場合は、あのケインズが言うように短期投資よ りも「高い知性」や見通しを要求されますので、長期投資は買っ て放っておけばいいというほど、簡単なものでもありません。
さらに、バフェットが言うように「多くの投資家がバットを振ること に抵抗できない」、つまり、長期投資に専念するということの難し さもあります。
人はできるだけ「早く」儲けたい生き物ということですね。
そして、日本でバリュー投資が根付かないように、長期投資を行う ことー他人と違う行動に耐えられるかどうか…ーという心理的な抵 抗もあります。
日本人は欧米の人に比べて、民族性や文化的に画一性が広く認められ ていると言われています。それゆえに、他の人と違う行動を取ること への抵抗は強いと考えられますので、そうした意味でも長期投資は難 しいと言えるでしょう。
では、短期的にはどうでしょうか。
これも長期投資とは違った意味で、判断が難しいと言わざるを得ません。
まず、短期投資においては動向や見通しが、「何に」影響されているのか ということが分りにくいということが挙げられます。
ファンダメンタルズなのか、モメンタムなのか、アノマリーなのか…。
また、一見最もらしく聞こえるニュースや専門家の解説も、そのほとんどが 後付けであることが多く、実際の投資にはほとんど役に立たないということが 多いです。事前に自分だけがニュースを知りえることができれば別ですが…。
また、短期売買の場合には、売買手数料や厳格な売買ルールを持たなければ 相場の大きな変動に対して、対応ができなくなってしまいます。
【まとめ】
マーケットを前にしては、特に外国為替証拠金取引/FXにおいては長期、短期 それぞれがリスクがありますが、いずれにしろある程度の大きなリスクを 背負わなければ、大きなリターンを手にすることができません。
大きなリスクを自分の裁量に応じてコントロールして、上手く相場に対応 することが肝要ですね。