為替介入と外国為替資金証券について

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日本は世界各国の中でもとりわけ外貨準備高が多いことで 有名ですが、為替介入と外国為替資金証券について少し説明 したいと思います。

財務省のウェブサイトに「国債及び借入金並びに政府保証債 務現在高」というページがあります。

http://www.mof.go.jp/1c020.htm

ページ内のリンク先を見てみますと、一番下の方に、政府短期 証券/FB=Financing Billと呼ばれる債券がありますが、一貫して 増え続けていることが分りますね。

平たく言いますと、借金が増えているということです。

この借金の種類ですが、政府短期証券は財務省が一時的に資金が 必要となった際に発行するもので、今回説明するのはその中にある 「外国為替資金証券」と呼ばれる債券になります。

その外国為替資金証券というのは、財務省が為替介入する際に発行 するもので、流れとしては以下のようになります。

外国為替資金証券を発行


入札/ほとんどが日銀引き受け

円を調達、円を売って、ドルを買う、そのドルでアメリカ国債を買う

この最後の「円を売って、ドルを買う」というのがまさに為替介入で 行き過ぎた円高を調整しようという狙いがあります。

もう一つの「アメリカの国債を買う」ですが、これが膨大な額になって いるために日本の外貨準備高は多くなっているというわけです。

アメリカの国債は約4~7%程度の利回りがありますので、財務省が 円キャリートレードをしているようなものですね。

外国為替資金証券を発行して、低い金利で円を調達して、利回りの 高い金融商品を買う。ヘッジファンド並です(笑)

日本は半ば強制的にアメリカの国債を買わされ続けていることを考えます と、為替のマーケットには影響力の多寡はあるにせよ、常に円安圧力があ るようなものですね…。

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