イールドカーブと逆イールドカーブ

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為替は変動為替相場制を採用していれば、中長期的にはその国の 国力あるいは経済力を反映すると言われています。

国力や経済力を示すファンダメンタルズの指標には様々なものが ありますが、その一つにイールドカーブがあります。

イールドとは利回り、金利のことで、イールド曲線は利回り曲線、 金利曲線とも呼ばれます。

イールドカーブは横軸に「国債」の満期までの期間をとり、縦軸に 「金利」をとって、つないだ曲線のことです。平たく言えば、1年も の国債、10年もの国債の利回りの変化をつないでいるということです。

そして右肩上がりのイールドカーブは順イールドカーブ、右肩下が りのイールドカーブは逆イールドカーブと呼ばれます・

順イールドカーブは、償還期間が長いほど金利の利回りが高く、 逆イールドカーブは償還期間が短いほど金利の利回りが低いという ことを意味しています。

順イールドカーブと逆イールドカーブのどちらが正常なのか?という ことにつきましては、アメリカなどでは逆イールドカーブが出現する とその後、景気後退が始まることが比較的多いと言われていますし、 また日本では逆イールドカーブが出現することが少なく、またあまり その後の景気動向とはあまり関連がないとも言われています。

つまり、順イールドカーブ、逆イールドカーブはどちらがいいという ことではなく、その国のファンダメンタルズを示す指標の一つである ということに過ぎません。

ただし、金利の先高感・先低感などを知る上ではやはり重要な指標で あるでしょう。

ちなみに、筆者は逆イールドカーブは特にアメリカ経済のファンダメ ンタルズ指標の一つとしては重要であると見ています。

1974年のNifty Fiftyの暴落2000年のITバブルの暴落時も事前に逆イー ルドカーブが確認されています。

アメリカで逆イールドカーブが確認されると必ず、景気後退があった わけではありませんが、警戒指標にはなるのではないかと思います。

Bloombergのウェブサイトでイールドカーブを現在のイールドカーブを 確認することができます。

日本 http://www.bloomberg.com/markets/rates/japan.html

アメリカ http://www.bloomberg.com/markets/rates/index.html

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