FXと為替投機について

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まず、投資と投機には優劣も善悪もありません。

FXのような為替市場での投機も株式市場における投機も本質的に 資本主義市場においては必要不可欠であり、大きな役目を果たし ています。

マーケットは、参加者それぞれがどんな思惑であるにせよ、マー ケットに参加することで流動性が高まり、裁定が働き、そしてマ ーケットが効率化されていきます、そしてマーケットが効率化 されることで、為替や、株式や、債券の価格が適正値へと向かい ます。

逆に言えば、マーケットの参加者全てが長期「投資家」であると、 出来高が低くなり、流動性が著しく低くなってしまい、マーケット の魅力が失われてしまいます。

自分が持っているポジションを解消したり、株式を売却したりする ことがいつまでたってもできないマーケットというのは、やはり 魅力がないことになります。

例えば、バブル崩壊後の日本の不動産市場です。そもそも不動産の マーケットそのものは相対的に流動性が低いのですが、当時は建物 も土地もとにかく値段が下がり続けて、誰も買おうとしません。そ んな買い手不在のマーケットに参加者が増えるでしょうか?

結局、失われた10年ではないですが、日本の不動産市場の調整には 長い時間が必要となってしまいました。

ですから、投機家が参加しやすいマーケットというのは、資本主義社会 においては流動性が高く、参加者にとっても魅力があるということに なります。

また、参加者が多いために効率的である蓋然性が高いということも魅力 の一つかもしれません。

ソロスはそれでも、市場は短期的に非効率な動きを繰り返していると 言っていますが…。

という風に、最初の結論に戻るのですが、為替なり株式市場なりの マーケットにおいて、投機家というのは大切な役目を果たしていると いうことになります。

では、投機と投資、どちらが儲かるのか?ということになりますと、 それは参加者一人一人の性格や考え方、価値観などによって変わる としか言えませんね…。

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