正規分布とは乱暴に言ってしまえば、法則性の一つです。正規分布は社会現象や 自然現象などの確率分布で、どちらと言えば少数派です。
そして、為替レートは正規分布であるかどうかと言いますと、つまり類型化でき るものかどうかということですが、残念ながらそうではないできないようです。
詳しくはこちらを下のURLを参考にして見てください。
http://www2.kumagaku.ac.jp/teacher/~sasayama/macroecon/mailmagarw.html
FXスワップ派の通貨ペアを選ぶポイント
http://hayabu3.blog27.fc2.com/blog-entry-120.html
読んでもよく分らないという人のために、その中から簡単に今回のトピックスに 関わるところを引用します。
<引用開始>
このように為替レートはきれいな正規分布になっていないことがほとんどです。 このため平均値を求めたり標準偏差を計算してもあまり有効な数値として 使えないことがあります。
<引用終了>
<引用開始>
円相場の収益率を統計分布の観点から調べると,統計学でいうところの「正規 分布」の形からはずれていることもわかっています.正規分布よりとんがった (尖度(せんど)が大きいといいます)形状を示すことが多いのです.
円相場が精確な意味でランダムウォークではないとすれば,投資家がその隙を ついて投機の利益を得ようとする可能性が残されているということでもありま す.
<引用終了>
ここで知りたいのは、アカデミックな理論というよりも上の意味するところです。
文中にはさらに次のようにあります。
<引用開始>
為替レートや株価がランダムウォークに従っているとするならば,誰もそれら の明日の値を正確に予測することはできないのです.予想が当たったとしたら それは単なる偶然にしかすぎません.
ランダムウォークは,「酔歩過程(すいほ・かてい)」と呼ばれる場合もあり ます.ランダムウォークに従ったデータの動きを調べると,まるで酔っぱらい が歩いているように見える
<引用終了>
つまり、為替レートは一見ランダムウォークのように見えるが、必ずしもそうで はない、そしてそれ故に、投機の利益があるということです。
また、為替レートが正規分布ではないということは、標準偏差や平均値などとい った統計データが必ずしも有効性があるとは言い切れず、例えば、ポートフォリ オを組み立てる際に統計データとして利用するには有効性が限定されるというこ とです。