ポートフォリオとは、自分が現在持っているポジションのこと。
相関とは、乱暴を承知の上で平たく言えば、順相関と逆相関に 分かれる2つの関係のこと。
順相関、一方の通貨ペアが切りあがれば、一方の通貨ペアも同様 の動きをする傾向にあることを指しています。
逆相関とは、ちょうどそれの逆です。
相関係数とは、それを数値に置き換えたもので、例えば、+1に近 づけば近づくほど「正の相関」、-1に近づけば「負の相関」という ことになります。
スワップ派がポートフォリオに相関係数を利用するには、ポート フォリオのブレを抑え、なるべくキャピタルゲインの動きを少なく して、スワップを得ようというものです。
<具体例1…通貨ペア同士の相関係数>
NZD/JPYとNZD/USDの直近1年の相関係数が+0.9だとしますと、その 1年間は正の相関であったと言えます。
そして、これらをポジションとして持つ場合は、どちらかを「買い」 どちらかを「売る」ことにより、この場合、NZD買い・JPY売り、 そして、NZD売り・USD買いを実行することにより、通貨同士の変動を 抑えることができます。
このポジションでプラスのスワップを得られることができていれば、 ポジションのキャピタルゲインがなくても、スワップは得られるという 計算です。
もし、相関係数がマイナスの場合はつまり通貨ペアが負の相関にある場 合は、「買い」「買い」または「売り」「売り」とする必要があります。
<具体例2…ポートフォリオとの相関係数>
今度は自分が持っているポートフォリオとの相関係数の関係を見ます。 例えば、NZD/JPYとの相関関係が+0.9であれば、正の相関があるという ことが言えます。
ではこの通貨をポートフォリオに組み込み、さらにポートフォリオの 変動性を調節し、さらに上手くプラスのスワップを得るために考えら れる方法を見てみましょう。
1)NZD/JPYを買い、現在のポートフォリオそのものを「売り」に調節する。
2)1)NZD/JPYを売り、現在のポートフォリオそのものを「買い」に調節する。
1)NZD/JPYを買い、ポートフォリオに対して相関係数が-0.9の関係にある 別の通貨ペアを買う。
2)NZD/JPYを買い、ポートフォリオに対して相関係数が+0.9の関係にある 別の通貨ペアを売る。